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雑草リサイクル

みなさま、こんにちは。
頭に雪が積もりつつ、凍てつく空気の中で春を待ちわびる私ではありますが、
雪の下でも私同様にじっと春を待つ二大雑草、スギナとイタドリのお話です。

厄介なスギナとイタドリはなかなか根まで取ることができず、苦心されている
方も多いと思います。当社としても駆除する場合には除草剤をお勧めして
いるのですが、この雑草、実はもう一つの顔を持っていることをご存じでしょうか。

スギナはトクサ科のシダ植物で、地下茎と胞子によって繁殖します。
ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが春を知らせるツクシ(土筆)の
正体は、実はスギナです。スギナの地下茎から延びる胞子茎という繁殖の為の
組織がツクシで、春以降、青々と茂ってくるのが栄養茎と言われるスギナの
正体です。胞子茎のツクシは山菜として食用にされますし、栄養茎も実は
薬草として煎じたものを飲んだり、近年ではサプリメントとしても商品化されて
いるようです。
確かに、アスファルトまでも突き破り、刈られても踏まれても枯れることのない
強靭な生命力には何か漠然と秘められたパワーを感じます。

イタドリはタデ科の多年草で、地下茎と大量に飛散する種子によって繁殖
します。大きいものは2m程の草丈になり、私が関西にいた頃には「スカンポ」と
呼んでいました。
繁殖スピードが速く、地下茎と秋に風で飛散する種子で繁殖するのですが、
気がつくとイタドリの森ができていたり、太くなってしまった茎は草刈り機で
刈り取るのも苦労します。

しかし、このイタドリも新芽は生でも食べられるそうで、高知県では郷土料理
として有名です。また、イタドリは漢字で「痛取」と書くように、止血効果や痛みを
和らげる鎮痛効果のある薬草としても知られています。
また最近では、このイタドリからバイオ燃料を作りだしているという話も聞くように
なりました。

このイタドリもスギナ同様、入社直後の体育会系新入社員のような妙に
ギラギラした生命力があり、なんだか無駄に凄いんだろうなというパワーを
感じます。
お庭では厄介者の雑草ですが、薬草やバイオ燃料として、このみなぎる
パワーをリサイクルできたらなぁと考えてしまいます。

ベンチャー企業の方かどなたか、こんな凄いスギナとイタドリを、皆様の
お庭から根ごとごっそり買い取っていただけないでしょうか。
いえ、無料でも万々歳です。

こんな事を切実に思う、冬のとある一日でした。

イタドリ写真↓

9.20 387.jpg

スギナ写真↓

P1000620.JPG

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