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2007年04月08日
庭から感じる文化の変遷
雪もかなり解けてきたものの、まだまだ寒い日が続いています。
この時期から私たち庭の業界も本格的に始まります。
春の陽ざしと共にお客様も一気に庭への関心が高まり、バーベキューシーズン
に間に合うように、そして野菜苗が植えられる6月中旬までに。。。
というように短い北海道の夏を楽しみたい願望が強いようです。
また、現実的にはお店で買ったほうが安いけれど、自分で植えた花や栽培した野菜を
食卓やお部屋に飾る、おすそ分けする、、、ということに充実感があるのだと
思います。
庭をつくると結構な金額が掛かりますが、この仕事をしていて感じるのは
庭づくりに熱心な方は、明るくて、心の豊かな方が多いということです。
確かに 「庭はなくても、生きていける、」
でも、人は生きることにゆとりが出来たとき、もっともっと心を豊かにしたい
という気持ちが湧き出し、緑や花を芽でたい。と思うようになるのです。
これは、人の本能なのではないでしょうか。
後進国の方は生きるのに精いっぱい、花はご先祖さまにお供えするのも
です。そこに他人はあまり関係ありません。(一概にはくくれませんが)
一族の繁栄の実現だったり、自分の願望の実現がそこにあるでしょう。
でも先進国は自分や家族の為に、そして、道行くひとや街の為に育てていく。
かなり大きな違いがあります。
私がニュージーランドに住んでいた頃、まさしく今の日本の花文化を
目にしていました。
20年も前にその時に父に言われた言葉、
「日本も生活はいづれ西洋文化に変わるんだ。よく覚えておくんだよ。
これからの時代を生きるには世界の一流のものを自分の目でみることだ」
と、言われたことを鮮明に覚えています。
まさしく、思春期の時に経験したものが、今の自分の礎になっています。
ある意味、紙一重的な父でしたので、その時には「ふーん」っていう感じでしたが
父には先見の明はあったのだと思います。
これからまた、花に限らず日本の文化は変化してくのだと思いますが
その時代にあった提案ができるようにありたいものだと思います。
また、お客様のご要望を聞いていると、お客様の歴史が感じられる事が多く
とても勉強になります。
打ち合わせ時に、庭の話はさておき、お客様の人生のお話を聞くこともしばしば。
そして私たちは。。。。
いかにそれに近づけていけるか、日々やるのみですね!
投稿者 laverde : 2007年04月08日 16:09
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